こんにちは!
飲食店を経営しながら
WEBマーケティングを
学びはじめた聖です。
今回のテーマは
「コミュ力の高い人が無意識にやっていること5選」です
早速ですが、あなたは次のような悩みはありますか?
・初対面の人とうまく話せない
・従業員との距離感がいまいち掴めない
・お客さまの話を広げるのがうまい人になりたい
・職場での人間関係を良くしたい
もし、このようなお悩みをお持ちでしたら
是非今回の記事を読んでください。
簡単なことばかりなので、
リラックスしながらお読みください。
コミュニケーション能力とは?
そもそもなんですが、
コミュニケーション能力とはなんでしょう?
コミュニケーション=喋りがうまい
というイメージがありますが、
実はそうではないんです!
実際に、口数は少なくても皆から
慕われている人はたくさんいるし
反対にしゃべりがうまいのに人が
離れていく人もいますよね。
この両者はいったいなにが違うのか?
それは、
相手に快感を与えているか
不快感を与えているか
たったそれだけの違いです。
コミュニケーション能力の高い人は
知ってか知らずか相手に快感を与えています。
だから、自然と人が集まってくるし、
みんなから慕われます。
つまり、
コミュニケーション能力が高い=相手を良い気分にするのがうまい
ということは、相手を良い気分にする方法さえわかれば
誰だってコミュニケーション上手になれるんです。
では、コミュ力が高い人は
どうやって相手を良い気分にしているのか。
これは心理学でがっつり研究されていて
全貌が明らかになっています。
やり方も何十種類もありますが、
今回はなかでもとくに重要なもの、
相手を良い気分にする効果の高いもの
これを厳選して5つお伝えします。
この5つを実践するだけも
コミュニケーション能力は
格段にアップします。
反対にこの5つを知らずに人と
コミュニケーションを取るというのは
泳ぎ方を知らずに海に飛び込むのと
同じくらい無謀なことです。
是非とも最後までご覧ください。
①ネームコーリング
ネームコーリングは簡単なことで、
「相手の名前を呼ぶ」です。
・○○さん、こんにちは
・○○さん、良いお店知ってます?
・さすが○○さん!
このように会話の中に時々相手の名前を
挟むのがネームコーリング。
※呼びすぎ注意です。時々です。
なんでこんな簡単なことで相手を
良い気分にできるのか?
簡単にいうと、単純に人間の脳にとって、
人から名前を呼ばれること自体が快感だからです。
本当に?と思われるかもしれませんが
実際にモスクワ大学での研究では、
会話中に自分の名前を呼んでもらえると
「もう一度逢いたい」という気持ちが
大きく高まることがわかっています。
また、アメリカの南メソジスト大学の研究では、
学生たちに
「クッキー買ってくれないか」と
一人ずつ頼んで回った時は55%の学生が
買ってくれたのに対し、
次に、
「マイク、クッキー買ってくれない?」
「キャサリン、クッキー買ってくれない?」
と名前をつけて頼んだときは
なんと90%の学生がクッキーを
買ってくれたのです。
名前を呼ばれたことで脳みそがご機嫌になって
思わず買っちゃったということです。
これとは反対に名前を呼ばないと
どうなるのかという調査があって
愛情が覚めるのが早いカップルを調べたところ
堂々の1位は名前を呼び合わないカップルでした。
名前を呼びあわないカップルの86%が
5カ月以内にお別れしていたそうです。
人間にとって名前を呼んでもらえないというのは、
それ自体が苦痛なことです。
職場においても、
「○○さん、ちょっと」と呼ばれるのと
「きみ、ちょっと」と呼ばれるのでは、
全然気分が違いますよね。
人は、
名前を呼んでもらえると、脳は快感を感じ
名前を呼んでもらえないと、脳は不快感を感じるのです。
なので、ネームコーリングは
必須のテクニックです。
接客業でも恋愛でもかなり強力な効果が
ありますので、是非実践してみてください。
②フォローアップクエスチョン
フォローアップクエスチョンとは、
「質問で相手の話を盛り上げる」です。
なんだか難しいそうですが、実は簡単で
テレビの司会者を見ると一番分かりやすいのですが
例えば、さんまさんやダウンタウン浜ちゃんなどは
「なんでや?」質問
「わかるわかる」あいづち
「きっかけは?」質問
「ほんまかいな」あいづち
「それ大変やろ?」質問
「すごいな」あいづち
「ほいでほいで?」質問
このように質問とあいづちで話を
進めていきますよね。
これがフォローアップクエスチョンです。
このフォローアップクエスチョンを使うと
相手はいい気分になるのです!
「あー楽しかった!」
「もっとあの人と話がしたい!」
こんな感じですね。
では、どうしてフォローアップクエスチョンで
相手はいい気分になるのかというと…
人間の脳にとって自分のことを
話すこと自体が快感なんです。
実際に自分のことを話している時の
脳を覗いてみると、
報酬系快感を感じる部分が
ガンガンに活性化しています。
ハーバード大学での研究でも
フォローアップクエスチョンを使う人ほど
異性にモテるという結果が出ています。
日本でも昔から
「話し上手は、聞き上手」といいますが
聞くというのは「質問」の
ことだったのです。
③ペーシング
ペーシングとは、
「相手の真似をする」ということです。
どういうことかというと
・相手が早口なら、自分も早口話す
・相手がローテンションなら、自分もローテンションで話す
・相手がお茶を飲んだら、自分もお茶を飲む
こんな感じで相手の鏡になったつもりで
さりげなく口調やしぐさを真似る。
これが、ペーシングです。
不思議なんですけど、
ペーシングを行うと相手はまるで
催眠術にかかったようにだんだん
リラックスして穏やかな気持ちになるんです。
「あぁ、この人といると安心するなぁ」と
いう気持ちです。
なので、カウンセラーは
クライアントの話を聞くときに
必ずペーシングを行います。
真似をする→相手が安心する
→相手が安心するからコミュニケーションがうまくいく
こういう順番なんですね。
真似をしない→壁ができる
→壁ができるからコミュニケーションがうまくいかない
ですので、
コミュ力を高めたかったら最初にすべきことは
相手の真似をすることなんです。
つまり、
ペーシングを身に付けることが
コミュニケーション上手になる
一番の近道になるということですね。
ペーシングを身に付けるには、
ちょっとだけ練習する必要がありますが、
ちゃんとできるようになります。
できるようになれば、
相手がどんな人であれスムーズに
コミュニケーションをとれるように
なります。
④バックトラッキング
バックトラッキングとは、
日本で言う「オウム返し」
例えば、
「昨日突然お家にお巡りさんが来てさ」
お巡りさんが!?
「しかも、夜中の12時に」
12時に!?
このように、
相手が言ったことを時々繰り返す。
これがバックトラッキングです。
バックトラッキングは
たかがオウム返しですが、
その効果は凄くて
・相手から信頼される
・相手はコチラに魅力を感じる
ということも研究で分かっています。
結局私たち人間は、
自分の話に興味を持ってくれる人を
好きになるのかもしれませんね。
⑤スマイル・ノッド・カップリング
一番最初に、
コミュニケーション能力が高い
=相手を良い気分にするのがうまい
といいましたが、
では、
相手を良い気分にする
最高の方法はなんなのか?
ということで研究を重ねて
編み出されたテクニックが
「スマイル・ノッド・カップリング」
日本語にすると
「笑顔」と「うなづき」です
シンプルですが、
このふたつを同時に行うことが
相手を良い気分にする
最高の方法だったのです。
私が子供のころ、
隣に知人のおばあちゃんが
住んでいたんですけど
ぼくはおばあちゃんが好きでした。
かといって、
お年玉をもらったわけでもないし、
何か特別なことをしてもらった記憶もないです。
自分でも理由が分からないけど、
とにかく大好きでした。
でも、今になって考えてみると
おばあちゃんは
スマイル・ノッド・カップリングの達人だったのです。
「そうかそうか」
といつも笑顔でうなづきながら
私の話を聞いてくれた。
だから大好きになったんです。
この研究を知って、やっと腑に落ちました。
笑顔とうなづきの組み合わせは
相手が喜ぶ最高の贈り物になります。
まとめ
いかがでしたか?
今回ご紹介した
コミュニケーション能力が高い人が無意識にやっていること5選
①ネームコーリング = 時々名前を呼ぶ
②フォローアップクエスチョン = 質問で相手の話を盛り上げる
③ペーシング =相手のしぐさや口調をまねる
④バックトラッキング =時々オウム返しをする
⑤スマイル・ノッド・カップリング =笑顔とうなずき
どれも簡単なことばかりですが、
これら5つ身に付けることで
私生活や接客でも大いに役立つと思います。
今まで以上に良好な人間関係ができてくるはずです!
ちなみに、
ポジティブ心理学でもハーバード大学の研究でも
幸福度をあげる最も重要な要素は、
良好な人間関係という結論がでています。
また、良好な人間関係によって最大で
15年も寿命が伸びることもわかっています。
これら5つは一円の元手もかかりませんが
実践すればお金では買えないものが
たくさん手に入ります。
ちょっとの努力があれば人生は
とても楽しいものになると思いますよ。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。