こんにちは!
飲食店を経営しながらWEBマーケティングを
学びはじめた聖です。
本日のテーマは、
「飲食店が、売上や集客を安定させるにはターゲット設定が重要」です。
それはなぜなのか?結論をいうと
誰にでも、美味しい飲食店はありえない。
なので、万人受けするようなサービスはやめましょう。
飲食店経営においてターゲット設定をすることは
繁盛店を築くために欠かせない重要な要素となります。
適切なターゲット層を絞り込むことで
顧客のニーズを満たすサービス提供が可能となります。
それにより満足度の向上やリピーター獲得に繋がり、
長期的な成功に向けた基盤を築くことができます。
今回は、それぞれの重要性と具体的な解説をしていきます。
ターゲット設定とは?その重要性は?
ターゲット設定とは、
来てもらいたい客層や喜ばせたい客層を設定していくことをいいます。
例えば、20代女性と50代男性では、好きなものや求めるものは違いますよね?
つまり、ユーザーによって求めるものは異なりますので、
「どの層に向けた商品、店内作りをするのか」をしっかりと定めて
いく必要があります。
そうすることで、そのサービスがターゲット層の心にささるものになり
満足度が高くなることで、再来店に繋がったり高いクチコミが得られるように
なります。
八方美人の無難なサービスや広告では、顧客を感動させることは難しいです。
また、ターゲットを絞らず、たくさんのお客さまに来てもらえるようにすると
・客単価が定まらない
・リピーターが付きにくい
・満足度が低くなり、評判も悪くなりがち
・差別化ができない
なので、ターゲット設定はしっかりと行うことが大切です。
客単価が定まらない
ターゲットを広く設定していることで、「誰でも入りやすいお店」
という認識が広まり、客単価が安定しません。
例えば、
宴会の多い居酒屋で、お酒をがぶがぶ飲んで客単価の高いお客さまもいれば、
お子様セットや定食メニューを用意し、食事のみで客単価の低いお客さまもいる。
一見たくさんのお客さまのニーズを満たしているようにみえますが、
心に刺さらないサービスになる可能性が高く、万人受けのメニュー構成を
することでお客さまにストレスを与えます。
ストレスを受けたお客さまのなかで、来てもらえなくなる可能性が高いのは
客単価の高いお客さまです。
そうなると、経営状況は悪く苦しくなっていきます。
薄利多売は個人店には向いていません。
たくさんのお客さんに来てもらって売上を上げるより、客単価と利益額を
あげる工夫をしましょう。
リピーターが付きにくい
お客さまはたまたま美味しかったお店より、
「自分にピッタリ」と思うお店へ通います。
例えば、
「このお店の料理やサービスは、○○県出身の私に向けられたものだ。」
「ガヤガヤした雰囲気が苦手な私にとって、高級感があり落ち着いた雰囲気の
このフレンチのお店は有難い。」
など、その人一人のために用意したような設定があり、発信していれば
相手は敏感に察知しお店のファンになりやすいです。
逆に、ターゲット設定が曖昧で
「このお店は、どんなお客さんに来てほしいのだろう??」
というようなお店は、ほとんどが繁盛していません。
誰でも受け入れるお店より、特定の誰かに絞った方がリピーターが
付きやすいです。
満足度が低く、評判も悪くなりがち
満足度が下がると、顧客の口コミや評価が低くなる可能性があります。
特に、ターゲット外の顧客が多く訪れる場合は、
心に刺さらないサービスとなり、その不満や批判が拡散され、
評判に影響を及ぼすことが考えられます。
そのため、ターゲット設定が重要であり、一貫したコンセプトに
基づいたサービス提供が重要です。
ターゲット層に特化したサービスを提供することで、
顧客満足度を高め、良い口コミや評価を得やすくなります。
差別化ができない
ターゲット設定ができていないと、お客さまの印象に残りません。
料理が美味しくて、その時は喜んでもらえたとしても、
すぐに忘れられてしまいます。
「機会があれば行く」といった感じです。
今の時代、美味しいは当たり前であり、差別化にはなりません。
ターゲットを絞り込み、「あなたのためのお店」
といったお店作りをしていきましょう。
まとめ
ターゲット設定は、
飲食店経営において成功するための基盤を築くために欠かせない要素です。
ターゲットを絞り込むことで
「自分と同じ好みや境遇の方がいるお店」と安心してもらいましょう。
そうすることで、お客さま同士が続々と仲間になっていけば、
自ずと満足度があがり客単価アップ、リピーターへと繋がっていきます。
全てのお客さまにウケるようなお店作りをすればするほど、
売上アップや集客が難しくなります。
万人受けのお店は
「誰にも受け入れられそうなお店は、誰からも支持されないお店」
だと認識し、尖ったウリをアピールしていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。